フランスでカレーライス
日本のカレーライスは国内外で人気がある。アメリカにいた時も、ゴーゴーカレーや現地の日本料理店、喫茶店、日系レストランでもカレーは受け入れられていた。元アメリカ空軍で立川の軍事基地に駐在していた友人も、基地内にあったCoCo壱番屋のカレーが好きでアメリカに戻ってからもたびたび食べているらしい。余談だが、漢字が読めないその友人は「立川」をストローがついたミルクシェイク(立)にポテト3本(川)と覚えていた。
ここフランスでも日本のカレー、特にカツカレーが人気で日系、アジア系のレストランで食べられる。しかし、カレールーで作っている場合、どうしても食用油脂(牛脂豚脂混合油やパーム油)、小麦粉、食品添加物が気になるので、外食の際は避ける場合が多い。とはいえ、フランスでは辛い食事が少ないので、私もスパイス系の食事が恋しい時は家でカレー粉から手作りしている。
S&Bのカレー粉は私以外の家族には辛いとのことなので、私用にだけ個別に使用しています。下記、いつものカレールーを使わない我が家のレシピ(4人前)です。
ルーの材料
サラダ油: 大さじ2 ※、ココナッツオイルで代用する場合もあります。
薄(中)力粉: 大さじ2 ※フランスでは薄力粉はT45ですが、我が家ではT55以上を使用しています。
カレー粉: 大さじ2
クミンシード、ガラムマサラ、ターメリック、胡椒、塩は少々です。辛さが欲しい場合は、鷹の爪を少々入れます。
本調理の材料
玉ねぎ: 1個
人参: 1本
ジャガイモ: 2個
※野菜はその季節のものを入れるようにしています。最近作った下の写真はなす入り。
水: 650 ml
コンソメ: 固形なら1個、パウダーなら小さじ2
トマトソース: 200 ml
はちみつ: 小さじ1
無塩バター、あればギー: 10g
りんご(半個)、にんにく(2片)、しょうが(1片)はそれぞれすりおろし。
コクが足りない場合、ジャム(市販のチャツネならなお良し)、コーヒー、チョコレート(ブラック)、ヨーグルト(無糖)のいづれかを適量加えて煮込むと深い味になります。
市販のカレールーを使わなくても美味しい日本のカレーが海外で安心して食べられるので嬉しいです。
今日のメモ - 11 -
1. honor a contract = observe, keep, follow a contract
2. accolade = honor
3. preparatory = preliminary, previous, in advance of